カバー先、約定能力などに留意しましょう
FX業者にオーダーを出した場合、FX業者は為替市場で直接取引ができないので、カバー先の金融機関を通して、為替市場で売買を行います。
カバー先の信用リスクも当然ありますので、ウェブサイトなどで一応の確認はしましょう。
また、カバー先が一社の場合と複数のカバー先と契約している場合があります。
大量のオーダーを捌く場合は、一社で対応しきれないケースもありますし、業者によっては、複数のカバー先のうち最も有利なレートを顧客に提示すると謳っているところもあるので、リスク分散の観点からも複数のカバー先がある業者のほうがいいように思います。
サーバーダウンにより、注文の執行が全くできない、新規注文はもちろん、注文済みの指値も執行されない場合があります。
業者によっては、指値については保障するところもあるようですが、自己申告による手続きが必要なようです。
サーバーダウン時でも、携帯では取引できる場合もありますし、電話にてオーダーできるところもあります。
業者のサーバーに問題がなくても、停電や顧客側の回線の問題でネット取引できないケースもありますので、ネット以外の取引方法の有無も確認が必要です。
サーバーの過負荷により、注文が執行されにくいオーダーしようとクリックしても、注文がすぐには通らず約定まで数十秒、長い時は数分かかる場合があります。
当然その間にもレートは動いていますので、レートの再提示となり、結局、思ったレートでの売買はできなくなります。
オーダーが通らないので何度もクリックしていると、思わぬ数量のポジションが約定していたというケースもあるようです。
顧客に損害が発生しても、業者はサーバートラブルは免責としています。
ネット取引がメインだとしても、携帯サイトや電話でも取引できる業者のほうがよいでしょう。
携帯サイト取引は、チャートが見にくいなどの欠点はあるものの、外出先から取引ができます。
業者によっては、指定したレートに達するとメール配信してくれるサービスもあり、タイミングを逃さない取引が可能です。
約定能力の項でも書きましたが、サーバーダウンやネット環境の不具合にも対処できるので、携帯サイト、電話取引が可能な業者のほうがリスクヘッジできます。
値洗いの有無は、課税関係に大きく影響してきます。
値洗いありの場合は、日々ロールオーバー時の時価で精算し、スワップも含め実現損益となります。
また、いくらのレートでポジションを持ったのかわかりにくいのも欠点です。
一方、値洗いなしの場合は、ロールオーバー時でも精算せず、含み損益となります。
スワップについては、日々精算するものと、決済時に精算するものがあります。
また、含み益で新たなポジションが持てるのどうかも、業者によって異なりますので確認が必要です。
実際の課税関係については、取引業者に確認してください。