証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引。
外国為替証拠金取引には、外貨預金・外貨建てMMFなど、他の外貨建て金融商品と比較して、以下の特徴があります。
多くの外貨建て商品では、通常外貨を買ってから後に売るという取引になりますが、外国為替証拠金取引では逆に外貨を売ってから一定期間後に買い戻すことも可能です(いわゆる「売りから入る」取引)。
また、日本円(JPYと略する)しか持っていなくても、「米ドル(USD)を売ってユーロ(EUREUR)を買う」といった取引も可能。
レバレッジを利用することによって証拠金の何倍もの外貨を取引することができます。
為替レートが同一の時の、売り相場と買い相場(他の外貨商品でいう、電信買相場(TTB)と電信売相場(TTS)の差(スプレッド)が他の金融商品に比べて小さいです。
金利差によるスワップポイントも、他の金融商品より有利な場合が多いようです。
本質的にはゼロサムゲーム(譲渡課税・手数料があり厳密にはマイナスサム)であるから、取引の儲けは必ず他の誰かの損から成り立っており、株式のように市場全体の富が増加する、すなわち長期的に見れば全員が儲けられる可能性のある市場とは本質的に異なります。
取扱い事業者および外務員は登録制(改正金融先物取引法2004年12月成立、2005年7月1日施行)ですが、FX事業者の破産や詐欺行為などを事前に予防・担保する法的・財務的規制が十分でない状態であり、委託証拠金が分別管理されていない事業者の場合、預け入れ金が返還されない可能性があるなど事業者リスクを十分検討のうえ配慮する必要があります。
証券会社の取り扱うFXについても、通常は分別保管の対象外や日本投資者保護基金の補償対象外となっているので確認する必要があります。